七宝焼きとは、銀や銅などでできた素地(胎)に釉薬をのせ、炉で焼きつけることによってガラス状(エナメル状)の彩色を施すことができるものです。

フクラクラフトでは、銀粘土を焼成した後に下処理を行い、その上に釉薬を施して再焼成を行うことで彩色しており、これを当工房では「銀七宝」と呼んでいます。

現在、フクラクラフトでは素地の表面に七宝を施したものと、素地(胎)を彫って窪みを付けたところに釉薬を入れ、その後に研磨などの仕上げを行う「象嵌七宝」の技法を使用しています。